■工場案内

▼材料選び

冷たい北の海で捕獲した新鮮な「すけとうだらの卵」から最良の明太子をつくります。

▼工場に入る前

工場内には入るには、専用の作業服を着用後、マスク、ぼうしをかぶりエアシャワー室を通ります。更に粘着クリーナーを使って衣服に付いたほこりなどを取り除きます。工場専用の長靴を履いた後、手を丹念に洗い、消毒して工場には入ります。作業を行うように衛生面にもたいへん気を使っています。


▼解凍する

まず原料を解凍します。従来12時間かかりますが、独自に開発した解凍機で3時間で解凍を行えます。海水に近い液に浸し、完全に解凍するのを待ちます。


▼漬け込み

解凍したものを生選別(一次)後、規格別に一次漬け込み(回転機による24時間浸透)を行った後、打ち上げます。塩味、色味、水分が濃いすぎたり薄すぎたりしないよう充分注意いながら漬け込みます。味のベースになる大切な行程です。

▼熟成させる

一次加工されたタラコをチルド庫内にて水切りをした後、48時間しっかり調味液に透け込み、均一な味にさせる為にじっくりと醸成させます。
※チルド庫…落下菌・浮遊菌などを極限まで抑えることができ、ルーム内の温度を0度〜5度の間で安定させることができる施設です。


▼品温チェック

明太子の温度を測り、コンピュータ管理によって最適な温度を保つよう常に気をくばります。

▼選別・計量

選別・計量室にて熟成された明太子をプロの確かな目で、規格別に選別します。
選別や計量には経験と細やかな気配りが必要で、皆様においしくお届けできるよう、見た目も美しく丁寧に整形します。商品ごとの計量、整形を行うところです。

▼凍結させる

凍結庫内に電気的微弱エネルギーを発生させながら、CAS・フリーザー(初期凍結庫)のマイナス60度以下の超低温下にて製品を一気に凍結させます。
製品の細胞や組織を破壊させることがないので、凍結前の鮮度が保持できる状態です。

▼品質保持のために

CAS・フリーザーで凍結した製品を長期保存してもCAS・保管庫(調和振動保管庫)のマイナス30度の調和振動機能によって、凍結変性、或いは冷凍焼け等の品質劣化現象が起きず鮮度を保持します。

▼お客様のお手元へ

こうしてできた辛子明太子は、インターネットでご注文を受けた後、クール宅急便で、お客様のお手元へ届きます。

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