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・ 下地処理 外壁には永年にわたって蓄積された汚れがあります。排気ガスなどによる雨筋汚染(写真)、ほこりや塵、日当たりの悪い場所にはカビや藻(写真)・・それらの汚れを落とすために塗装する前には必ず水洗いを行います(写真)。 実は塗装はメイクに似ているのです。女性がお化粧をする場合、まずは洗顔！スキンケアから始めますよね！！美しい肌を保ち、装うためには基礎となるスキンケアは手を抜けません。同じように外壁も水洗いが大切なのです。 ・ 下塗り お化粧のノリを良くするためには化粧水を使用します。塗装も同じように上塗り塗料のノリを良くするために下塗りを行います。下塗りは劣化の進行具合により (1)シーラー・・吸い込みのある素材に対し適用します (2)フィラー・・躯体の細かいひび割れを埋めたり、表層を平滑にします の２種類を使い分けます。主に、塗り替え工事ではある程度、劣化が進行しているため(2)フィラーが用いられることが多いです。 ・ 上塗り 最後の仕上げ、ファンデーションです。美しく変わるための最後の作業です。上塗りは塗料が持つ機能を１００％発揮させるために２回塗りします。１回では薄く透けてしまったり、ツヤむらが出やすかったりと、規定の厚みをつけることが難しいからです。 上塗りには主に４種類の塗料があります。溶剤型もありますが作業時における溶剤臭の問題、近隣住宅への配慮を考慮すると水性塗料をお勧めしております。以前の水性塗料は性能面で劣っていましたが近年は溶剤系塗料にひけをとらないまでに性能ＵＰしておりますので安心です。 |
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